ブサメンは喜んでいい?
London School of Businessなどによって実施されたこの研究は、750人以上の参加者が、様々な仕事において、2人の就職希望者ーイケメンとブサメン(*)ーの履歴書を比較してもらい、どちらを採用したいか調査するというもの。
(*) hot people, attractive one = イケメン downright ugly, unattractive = ブサメン
驚くべきことに大多数の参加者が、エントリーレベル(新入社員、初心者レベルの仕事)においては、イケメンよりブサメンを採用するという結果に。
だけど、喜ぶのはまだ早いです。
確かに初歩的なレベルの仕事においてはブサメンの方が採用されやすいという結果にはなったものの、上級の仕事(プロジェクト・マネージャーなど)についてはやはりイケメンが選ばれてしまいます。
研究を主導するMargaret Leeによれば、人間的な魅力はしばしば彼らの野心に相関しており、”Hot”な人々はより自己管理をしっかりしているため。退屈で報われない仕事にこのような自律的で野心を抱くイケメンを採用するわけがないってこと。
共同研究者であるMadan Pillutlaはさらに説明します。
「参加者は、イケメンはより多くの成果を望むだろうと考え、初級レベルの仕事に関してはブサメンが優遇されることで逆差別のような状況になってしまうのだろう。」
退屈で単調な仕事でよければ、ブサメンを目指し、より魅力的でやりがいのある仕事に就きたかったら自分を磨いてイケメンになりましょうということですね。
イケメンの定義は人によって千差万別。やりたいことに向かって輝いている人は皆イケメンだと思います。
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