世の中には色々な性癖がありますが、自分の愛する人を他人に『寝取られる』事で興奮する男性もいます。多くの国で同性婚が認めらていく中で、このような不倫行為はストレート男性のみならず、ゲイ男性においても生じる出来事となっています。
英国のコラムニストのDan Savageなどが580人のゲイ男性に調査したところ、『寝取られ』に関して、ストレート男性とゲイ男性の間で興味深い傾向の違いが判明したとのこと。
ストレート男性は寝取られることを妄想する時、異人種に取られることや、BDSM的な行為を連想する一方で、ゲイ男性は覗き見やグループセックスと連想するということ。
つまり、ストレート男性にとって『寝取られ』はゲイ男性よりタブーな行為と捉えていると考えられます。これは、ゲイ男性にとって一夫一婦主義(モノガミー)は特に重要な倫理ではないことが原因と推測します。
Savegeはこう説明します。
「羞恥や軽蔑、否定などの要素がないと『寝取られ』とは言えないのではないのだろうか。我々の性的な妄想が、羞恥に満ちたレモンを性倒錯的なレモネードに変えるんだ。」
また、カップルが合意の上でも『寝取られ』のファンタジーを実行に移すには注意が必要と呼びかけます。
「『寝取られ』がポジティブな経験となるには、いくつかの性格的な要因がある。不安や自暴自棄、愛情表現やコミュニケーションが苦手な者、細かいことを気にする人は、たとえ合意でも、一夫一婦制から外れたファンタジーを現実に行うと、ネガティブな経験になる。誰もが『寝取られ』ファンタジーを実行すべきではないってことだ。」
さていかがでしょうか。
自分には『寝取られ』で興奮するという性癖がないため、あまり深く理解はできませんが、性的な興奮は得てして制約されると増幅するもの。とすれば、不倫に厳しい男女間のカップルの方が、『寝取られ』願望のある男性には興奮も大きいのかも。
とは言え、愛するパートナーに対して一番できる、そんな関係を築きたいですね。
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