ファッションブランドAbercrombie&Fitch(アバクロ)、性別中立な子供服ラインを発表。でも、反応はイマイチな理由は。。

『Everybody』と銘打たれたこのラインは、「全ての子供たちのためのファッション」というコンセプトで5歳から16歳を対象としたもの。アバクロおなじみのフード、帽子、サンダルなどが発売されます。

ところが、この新しいライン、今のところ反応はイマイチのよう。

その理由として、性別中立的(ジェンダーニュートラル)を謳っているに関わらず、スカートやドレスがなく、色もネイビーやターコイズ、緑、グレーや黒がメインで、女の子が好みそうなのはピンクのみ。

サイズにしても、誰にでも合うようにはラインナップが揃ってないとのこと。

つまり、これでは性別中立的とは言えず、男の子向けの服を女の子に着せるだけだろ、という批判を受けています。

(出所:A&F)

 

アバクロは、従来、いわゆる『学校ヒエラルキーの上層部』に位置するような白人の美男子美少女をマーケット対象としています。2013年にはCEOが「デブは着るな」と発言して大炎上。また、白人至上主義的な社風から、アジア人向け人種差別で度々問題にもなります。

なんでも、日本含めアジア各国でアバクロの服がべらぼうに高いのは、アジア人にはなるべくきて欲しくないからという噂もあるくらい。(真偽のほどはわかりませんが。。)

売上高は4000億円程度にも上るものの、ここ数年で店舗数は20%程度削減、身売りの憶測も流れるなど、現在停滞気味のアバクロ。

体のラインが綺麗に出るデザインや、マッチョなイケメン店員さんが接客いてくれることから、ゲイの間ではいまだに人気があるブランドですが、今後の展開が気になるところですね。

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