LGBTQ以外でも新たなセクシャリティが誕生している。あなたはどれ?

性指向は異性愛だけではないと事実は、今や世の中の常識になってきていますが、また新しい性指向が話題になっています。

現在、性指向の多様性を表す言葉としてはLGBTQが使われるのが一般的。

いわゆる、女性が好きな女性L(レズビアン)、男性が好きな男性G(ゲイ)、どちらもいけるB(バイセクシャル)、体は男、心は女で、男性が好きな(またはその逆)のT(トランスジェンダー)、どちらかわからないQ(クエッショニング)ですね。

これ以外でも、最近では無性愛者を表すAsexial(アセクシャル)、知的な人が好きなSapiosexual(サピオセクシャル)など性指向はどんどん増殖しています。(というか、言葉を与えられて認知されてきています。)

関連:『Asexual (無性愛)』が辞書に追加される。

そんな広がりつつある性指向の世界に現れた新星がgraysexyal(グレイセクシャル)。なんでも2011年ごろからインターネットで誕生し、去年くらいから一般的に使われ始めてきたとのこと。

このグレイセクシャルの定義は以下です。

グレイセクシャルとは、通常は無性愛者(アセクシャル)であるが、特定の状況にのみ性的な欲求を覚える人。

こんな使い方するそう。

「見てみて、イケてる女の子たちいるじゃん!」

「そうかな?」

「お前、ゲイかよ?」

「違うよ、俺はグレイセクシャル。イケてる女の子はいるかもしれないけど、俺はあいつらの誰とでもセックスしたいわけじゃないんだわ。」

ここでグレイの意味は、『性欲求がある』と『性欲求がない』の間におけるグレーゾーンにいることを示し、性の対象が女性か男性か曖昧、ということのグレーではないとのこと(それでしたら、バイセクシャルかクエッショニングで事足りますね。)

グレイセクシャルは本当に特定の状況でのみセックスを楽しむことができ、通常は一人にしてほしいと考えます。

私自身もどちらかというと、一人にしておいてほしい派ですので、もしかしたらゲイかつグレイセクシャルというべきかもしれません。

セクシャリティは多様であり、究極的には1人ひとり個性があるともいえます。そのため、こんな形でセクシャリティ用語を一つ一つ作っていくと、収拾つかなくなりそうですね。。

とは言え、異性愛・同性愛やLGBTQのように安易にカテゴライズしないことも非常に重要です。人間はそんなに単純ではないですからね。

今後も興味深いセクシャリティが認知されるとワクワクしますね。

Queerty

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