英国で行われた最近の調査では、異性カップルよりも同性カップルの方が養子をとる増加率が高いということが判明しました。
法律事務所のWilsonsによって実施された今回の調査結果では、養子を認められたカップルの7分の1が同性カップルであったとのこと。
2013-2014年の間では510人であったゲイカップルによる養子は、昨年度586人と13%増加。
WIlsonの弁護士であるSarahは説明します。
「あらゆる人にとって、彼らの家族を始めるためのドアは解放されている。」
「同性による養子は記録的な数字で、これはおそらく2013年度に認められた同性婚によるところが大きいと思う。」
興味深いことに、異性カップルによる養子はここのところ急激に減少しているとのこと。
2013年ー2014年の間では4,914人だったのが、昨年度は3,561人と、27%減少しています。
不妊治療が進展し、異性カップルが自分の子供を持つことができるようになったこともこの減少率に貢献しているとは指摘しています。
英国の養子に関する関連当局のCEOであるTor氏は説明します。
「あらゆる養子のケースにおいて子供達のニーズをみたし、エージェントはあらゆる里親の可能性を検討することが大事だ」
「英国における養子の絶対数は現象傾向にものの、エージェントが、同性カップルによる養子を検討し、そして成功裏に行われているのを見ることは勇気づけられる。」
英国政府は2002年より同性カップルによる養子縁組を認めており、世界では14カ国のみがゲイカップルによる養子縁組ができるということ。
さていかがでしょうか。
米国では、同性カップルによる子育ても通常の親子となんら変わらず、すくすくと育つという研究結果もあります。
同性カップルによる子育ては、異性カップルとなんら変わらない。研究結果。(米国)
不幸にして実の親をなくしたり、実の親とうまくいっていない子供をひきうけることができる里親カップルの数も限られていると思います。そういう意味で、同性カップルという受け皿が整うのはいいことですね。
参考: Gay Star News
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