化学大手のダウ・デュポン社、CEOにLGBTカミングアウトのオープンリーゲイを選出。

米国の化学メーカー、ダウ・デュポン(DowDuPont Inc)は、新しいCEOにカミングアウトしているオープンリーゲイのジム・フィッターリング(Jim Fitterling)を選出。

(トップ画像はDowDupon.Incのウェブサイトより)

ジム・フィッターリングは、現在56歳、職業人生の30年間をクローゼットゲイとして過ごしてきたものの、2013年にダウの全社員50,000人に向けてカミングアウト。それ以降、LGBT従業員のメンタリングや、LGBT組織の設立、CIO(Chief Inclusion Officer, 多様性、ダイバーシティを推進する最高責任者)のポジション創設などを通じて、名門DowをLGBT+フレンドリー会社へと導いています。

外国にはこんなにたくさん存在する。LGBTをオープンにして活躍している企業幹部ランキング。

グルーバル企業では、AppleのCEOであるティム・クック(Tim Cook)、カンタス航空のアラン・ジョイス(Alan Joyce)やロイド証券のインガ・ベールス(Inga Beales)に並ぶ大物オープンリーゲイ経営者となります。

「次の成長フェーズにダウ社を導くことにとてもワクワクしているし、身が引き締まります。」

「ダウ社は、投資家に対してより高く安定したリターンを、顧客に対してより革新的で調和のとれた解決策を、従業員に対しては、世界的規模での機会を提供しています。」

「私はダウ社のチームと協力することを約束します。私たちの目標は、世界規模におけるチャレンジのソリューションを提供するために統合された、革新的なビジネルモデルにより顧客や投資家の期待を上回ることです。」

このようなオープンリーゲイがますます世界的企業で活躍することが、世界のLGBTのロールモデルとなり、LGBTとして堂々と生きていくための勇気となりますね。

ダウ・デュポン社はこれからも、ゲイフレンドリーな世界的企業として繁栄していって欲しいところです。

Pink News

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です