若い頃のエッチは、特に性的な満足が大きいもの。それでは、LGBTとストレートの間でその満足度に違いはあるのでしょうか。
米国の研究者レーシーJ.リッターとハンナ・R・モリスは、「誰がいちばん最高のセックスを経験している?性的指向による比較(Who’s Getting The Best Sex? Comparison by Sexual Orientation)」と題する研究結果を発表しました。
これは、497人に対し性的指向、性的満足、政治的イデオロギー、宗教、その他項目を質問するもの。
参加者は性的満足度を10ポイントで評価。結果、レズビアン、ゲイ、およびバイセクシャルの参加者は、性的満足度について平均7.06と報告する一方、異性の参加者は、平均7.81でした。
この研究から言えることは、
「LGBの大学生はストレートの大学生よりも性的満足度が低い。この違いは、性別、人種、教育などの要素を変更しても同様の傾向となる」ということ。
リッターとモリスは、性的マイノリティの性的満足度が低いことは、無意識下での同性愛嫌悪や性的指向に関する差別の経験など『マイノリティのストレス』に起因すると考えます。
「マイノリティのストレス」とは、汚名を着せられたマイノリティが直面する、不相応にレベルが高いストレスを指します。
ただし研究者は、今回の研究は限定的である点も認めています。
「私たちは大学生にのみ焦点を当てており、調査のサンプルサイズは非常に小さいので、より大きな対象に一般化するのは難しい。」
「私たちは、どのくらい生徒が性的な満足感を感じているのか、時の経過とともにどのように変化するのかを理解したい。性的満足度の違いを理解することは、大学生活及び卒業後の人生において、人間関係や健康に影響を及ぼすため重要である。」
確かに同性とエッチした後は満足感とともに、少し後ろめたさを感じてしまうことがあります。一刻も早く、そんなことがない世の中にすべきですね。
コメントを残す