最近実施された調査によると、若いバイセクシャル男性が一番カミングアウトが難しいという結果となりました。
ゲイ、トランスジェンダー及びバイ女性と比較してバイ男性はカミングアウトが難しい理由として、「LGBT、ストレートどちらのコミュニティにも受け入れられない」ということがあるようです。
この調査は、18歳~29歳の11,000人に対して調査を実施。ゲイ男性はバイに比べて2倍の割合でカミングアウトしているとのこと。また、女性の方がLGBTIと自認し、オープンにする割合が高いことがわかりました。
研究を主導したオーストラリアの『性・健康・社会リサーチセンター』ジュリア・テイラーは説明します。
「ゲイ、バイセクシャル及びトランスジェンダーの人々における特定の問題はある。ただし、ゲイやトランスジェンダーには認められているものの、バイの人々には認められていない、特殊な保護的要因がある。」
「仮にゲイレズビアンがカミングアウトしたものの、うまくいかなかった場合、サポートをしてくれるコミュニティがある。しかし、バイセクシャルにはこのようなものがない。」
「まだまだ数は多くはないが、最近バイセクシャル女性がテレビや文学で描かれれるようになってきている。しかし、バイ男性は完全に目に見えないようになっている。ロールモデルがいないのだ。」
「カミングアウトのように、こんなんでかつ個人的なことを決心した時に、ロールモデルのような人を探すのが非常に重要だ。もし見つからなければ、カミングアウトは困難になる。」
バイ男性は女性も男性もいけて、ストライクゾーンが広くて楽しそう!と思われがちですが、一番悩み深いセクシャリティのようです。
あえてカミングアウトせず、女性を選んで普通に生活している人がメインでしょう。その場合は余分なエネルギーや摩擦を生むことはなく、家庭を築いて生きていけるので、それはそれで幸せだと思います。本当に好きな男性ができた時が大変かもしれませんね。
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