ロンドンのボクシング・ジム『Kobox』が、LGBTのお客さん向けにマーケティングキャンペンを開始しました。
このボクシング・ジム、ちょっと変わっており、ジムのテーマを「ファイト・クラブがナイト・クラブと出会った場所」と銘打っています。
今回のキャンペーンは『Pround(誇り)』というタイトルで、従来のボクシングの攻撃的なステレオタイプのイメージをあえて壊そうというもの。
キャンペーンビデオでは、マッチョなボクサーがサンドバックを叩くたびに、
「DIFFERENT(違い)」、「WEIRD(奇妙)」、「QUEEN(クィーン)」「QUEER(クィア)」「GAY(ゲイ)の文字が壁に浮かび上がります。
色合いは、レインボーを感じさせる照明。最後に「PROUD(誇り)」の文字が現れ、マッチョボクサーみんなで楽しそうに祝福します。
記事によれば、Koboxの現在の顧客は70%が女性であるため、男性客、特にゲイの顧客を増やすためのキャンペーンとのこと。
ブランドディレクターのクリス・ペースは説明します。
「ボクシングやボクシング関連のフィットネスにゲイ男性が参加しておらず、この層に対してアピール必要がある。今回のキャンペーンはボクシングにたずさわる全ての人にめいかっくなメッセージを送る意味のあるやり方だ。」
「ゲイの友人や親戚に今回のキャンペーンについて話してみて、Koboxを通じてコミュニティの立場を支持すると決めたんだ。Koboxや他のボクシングジムに来ることに怯えるようなことがあってはいけない。ゲイの人がボクシングクラブで歓迎されていないと感じてしまうことがあってはいけない。」
「僕らのクラブの扉は誰にでも開かれている、どんな人生を送っている人でも。もちろんLGBTコミュニティもその一つであることに間違いない。」
フィットネスジムは基本的にゲイ客が多いところですが、ボクシングフィットネスだとまた別なのでしょうか。
まあ、ゲイの場合魅せる体を作るのが基本であり、ボクシングのように闘う体はそんなに需要ないかもしれませんね。
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