大手ゲイ出会い系アプリのGrindrが証券取引所への上場を申請しているとのこと。中国親会社であるKunlun Groupが提出した計画書により判明しました。
Kunlun Groupは2016年に米国の創業者から株式の61.5%を93百万米ドルで買収、今年1月には152百万米ドルで追加的に買収し、現在100%の持分となっています。Kunlun Groupの取締役会によれば、上場はアプリの強みを強化し、更なる発展を目指すため。また深圳証券取引所に公開届出書によれば、株式公開完了後に資金調達によりGrindrのさらなる拡大に利用されます。
Grindrはイスラエル移民の米国人であるJoel Simkhai氏によって、2009年に発表されました。Joel Simkhai氏は当初は地理データを使って、同じ興味を持つ人と簡単に出会うアプリとしてスタート、ところがすぐにゲイコミュニティの間で大人気となります。
Grindrは2017年時点で、192カ国27百万人のLGBTユーザーを抱える人気出会い系アプリ。無料でも利用できますが、有料モードを利用することでアプリ内の全機能を使うことができます。
中国ではGrindrは一番人気のゲイ出会系アプリは界で40百万人のユーザーを有するBlurd。今回の上場で、Grindrのサービスとユーザー数の増加にどのような影響があるか注目です。
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