アメリカ疾病予防管理センター(The US Centers for Disease Control and Prevention )により、『男性の心臓疾患リスク要因についての性的指向による違い』と題する研究結果を発表。
これは20歳~59歳の異なるセクシャリティ男性7,731人を対象に、心臓疾患のリスクを分析するものです。
この調査では、被験者を『ゲイ、バイセクシャル、男性と性的関係を持ったことのあるストレート、完全なるストレート』の4グループにカテゴライズ。その結果、バイセクシャル男性のグループが心臓疾患に関係のある高血圧と高いストレスレベルという結果になりました。
『男性と関係を持つストレート』と『完全なるストレート』の間に有意な差異は見つかりませんでした。また、ゲイ男性は他のグループに比べて、アルコールの一気飲みが少ないものの、心臓疾患におけるリスクはストレートと同等だったとのこと。
今回の調査を主導したビリー・カケレスは、「医者は特にバイセクシャル男性に対して、定期的なストレスや心疾患の問題に気を配るべきであり、またLGBTの人々の健康問題について知るべきである」と説明します。
「今回の結果は、性的指向の影響を示している。特に心臓関係の健康における性的自認の関係について。医療関係者は、バイセクシャル男性の心疾患のリスクを減少させるためのスクリーニングの方法及び予防策を講じる必要がある。」
今回の結果は、バイセクシャルが他のセクシャリティに比べ特に健康の問題を抱えているとする従来の研究結果を補足するものです。
この元記事からは、なぜバイセクシャルの心疾患リスクが高いのか、その理由が明らかにされていませんが、他の調査結果などから推測するに、自身のセクシャリティに対する悩みからくる精神的なストレス、暴飲暴食、飲酒などのせいでしょうか。
ゲイからすると、男性、女性のどちらもいけるなんて、バイセクシャル羨ましい!て思ってしまいますが、実際は色々大変何ですね。。
男性、女性どっちでもいいですが、本当に好きな人と出会い、一緒に暮らすのが一番効果のある解決策でしょうか。
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