ゲイであることを隠している男性は、「HIV感染リスク」を軽く見るという研究結果。(英国)

英国エジンバラ大学が実施した調査によると、ゲイであることをカミングアウトしていない男性は、HIV感染リスクを軽視し、オープンなゲイ男性のグループと比べHIV感染率が高いということが判明しました。

この調査は、HIV感染についての匿名のデータ分析を行うことで実施。イギリスのHIV感染している男性60,000人以上の遺伝子情報、感染に至る経路を分析。

6%のHIV感染者は、他の男性と性行為に及んだものの、HIV陽性と診断された時点では自身をストレートと自認していました。

研究を主導した同大学生物科学大学院のアンドリュー・レイブラウンは問題定義します。

「カミングアウトしていないゲイ男性はオープンなげいに比べてHIV感染しやすい傾向にあり、HIVのリスクを低く見積もりがちだ。」

「今回の調査結果は、公共衛生対策をこの対象グループに向けるべきであることを示している。ちなみに、今回の研究では、個人情報を開示することなく大規模な研究が可能であることがわかった。」

HIVは死に至る感染症ではなくなりましたが、未だに根治が不可能な慢性疾患です。感染してからでは遅いので、セーフセックスを心がけましょう。

Pink News

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