タイ第2の都市チェンマイにLGBT関連の問題を抱えた人々のための高級リハリビ施設がオープン。歌手のエルトン・ジョンなどもプロジェクトに参加しています。
この施設、Resort 12は、アメリカを除けば世界で初めてとなるLGBT向けのリハリビ施設。
治療はドラッグやアルコール、セックス依存症など多岐にわたり、高級料理やフィットネス施設、キングサイズベッドなどが備えられており、ラグジュアリーホテルに滞在するような環境の中、リハビリに専念することができます。
「種々の研究によれば、LGBTQにフォーカスした治療プログラムは一般的なものよりも効果があることがわかっている。私たちは、性的指向や性自認を問わない、理解と尊敬、互恵の文化に基づく、安全で信頼できる環境を保証する。」
「Resort12では、理解のあり献身的なセラピスト、スタッフが対応し、またクライアントは他の滞在者と経験を共有することができる。」
Resort 12 は、1度に定員20名が滞在可能とのこと。ただしそのお値段は28日間の通常コースで 14,000ドル(150万円ほど。。)です。
さて、いかがでしょうか。
実際、LGBTQがメンタルヘルスに問題を抱えやすいということは多く報告されており、このようなリハビリ施設は有益かも知れません。
レズビアン、ゲイ及びバイセクシャルの若者は、鬱で塞ぎ込みがちなリスクが高いという調査結果。(欧米)
バイセクシャルは悩み深い?バイのメンタルヘルスに関する研究結果。(米国)
ただし、1ヶ月で150万円。。メンタルを病んだLGBTで、この金額を払える人は一体どれくらいいるのでしょうか。。
経営含め、このリハビリ施設の今後が気になるところです。
コメントを残す