ミャンマー随一の商業都市ヤンゴンにて、先月初めてのLGBT向けカフェである『My Place』がオープン。
このカフェは、ミャンマーの女優であるKhine Hnin WaiとパートナーであるJunior Dennisが設立。
このMy Place、「LGBTIの人々にとって暖かく、リラックスできて、差別のない空間にしたい。」とのこと。
ミャンマーでは植民地時代から続いている刑法377条により、同性愛は違法とされています。
この刑法は滅多に適用されることはないものの、LGBTの人々はミャンマーに置いて差別と不名誉に苦しんでいます。
そのため、このようなLGBT向けカフェがコミュニティの力になることが期待されます。
Junior Dennisは、隣国であるタイや中国において多くのLGBT向け施設があることを指摘し、「なぜミャンマーにはないのか?」と自問します。
カフェには、アメリカのサム・スミスやエレン・デジェネレスなどLGBTの著名人の写真を掲げ、レインボーのアクセサリーでデコレーション。
ローカルコーヒーやタイフードなどを提供し、利益の半分は寄付されるそうです。
グーグルで調べて見ても、ミャンマーにはゲイサウナやマッサージ、クラブなどLGBT周りの施設が見当たりません。2011年に軍事政権から民主主義に移行していますが、実態はまだまだ軍が実権を握る管理国家なのかもしれません。
もともとミャンマーは敬虔な仏教国であり、LGBTへの偏見はすくないはず。今後民主化が発展し、LGBTにも人気の観光地になることを期待したいですね。
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