英国性医薬協会(British Society for Sexual Medicine)は、驚きの調査結果を発表。これによると、
女性とセックスする時に勃起不全(タチが悪い)である男性は、ストレート(異性愛者)ではない!
この調査によれば、ED(勃起不全)の悩みを抱える10万人の英国人男性は、その原因は自身の性的指向(Sexuality)と葛藤しているのだ、と主張します。
研究を主導したジェフ・ハケット博士は説明します。
「女性と恋愛関係にあるうちの一部の人で、勃起不全の問題を抱えている男性は、おそらくゲイである可能性がある。間違った性の対象と関係を持っているのだ。このような自身のセクシャリティと葛藤している男性は、正しい方向へと導かれなければならない。」
ハケット博士にによれば、医者が勃起不全の患者を正しい方向へ導くべきかどうかは、担当医自身の判断に従えば良いが、もし間違った方向へ治療しているのであれば、それは効果がなく、時間の無駄である、と断罪します。そして最良の方法は、勃起不全の男性にゲイである可能性があることを伝えることだ、と主張します。
勃起不全に陥る原因は様々であるものの、患者が医者に対して正直に症状を打ち明けることができる「安全な空間」が必要であるとのこと。
心理療法士のドミニク・デビーズは勃起のメカニズムという観点から説明します。
「勃起現象と身体器官は独立した生体反応であり、両者は十分な精神的興奮と身体的刺激を必要とする。もしあなたが、勃起に関して問題を抱えているのであれば、パートナーや性行為に対して十分に興奮することができているか、自問自答しなければならない。」
さて、いかがでしょうか。
最近ではゲイとして生きることも一般的になり、また同性でエッチする相手も見つかりやすくなっているため、このような「ゲイなのに女とヤらないとダメで、勃起不全」という男性は少なくなってきてるかもしれません。
ただし、婚姻率が限りなく100%に近かったような、ちょっと上の年齢層では「ゲイなんだけど、女性と結婚しちゃった」男たちがたくさんいます。そう考えると、初老の男性が勃起不全で悩んでいるのは、実は加齢による勃起不全ではなく、ただ相手が間違っていただけ、なんてケースはたくさんありそうですね。
一度しかない人生、本当に興奮できる相手と一緒に、最高のセックスを営みたいものです。
*一般論としては、勃起不全の原因としては「心理的なストレス」と「血管や神経に障害がある」場合が挙げられています。ED Net Clinic
コメントを残す