英国で実施された最新の国勢調査によると、レズビアンは、ゲイカップルよりも5倍離婚しやすいということが判明しました。
この国勢調査では、100,000組以上のストレートのカップルが昨年離婚したということに加え、同性カップルでは112組が離婚し、そのうち4分の3が女性カップルという結果に。
イギリスにおいて同性婚が合法化されたのが2014年(北アイルランドではまだ認められていない)ですので、統計データは2年分しかありませんが、2015年では22件の離婚数であったのに対し112組と、大幅に増加しているとのこと。
昨年度に離婚したゲイカップルの平均年齢は40歳、レズビアンカップルは38歳で、結婚生活の続いた期間はゲイで4.6年、レズビアンで2.2年だったそうです。
離婚理由は、『unreasonable behavior (不合理な行動)』が最多です。
2014年度の調査では、4,850組の同性カップルが結婚、うち78%はレズビアンカップルという数字でしたので、離婚率は2.3%程度です。
この結果だけでは、なぜレズビアンカップルの方が離婚率が飛躍的に高いかはわかりませんが、同性婚が合法化され総数が増えれば、離婚の数も増加していくのでしょう。これも、人間として当然に与えられるべき権利です。
それにしても、『不合理な行動』ってどんな行動でしょう。女性と男性だとこの不合理の範囲が違いそうですし、寛容度も変わってきそう。そこらへんにレズビアンカップルの離婚が多い理由がありそうですね。
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