歯磨き粉やシャンプーが精子の活動に影響を与えるという研究結果。

一部のヘルスケア製品は精子の活動を不活性化する可能性があるという最新の研究結果が発表されました。

産業衛生学会(Journal of Occupational and Environmental Medicine)によるこの研究は、315人の男性被験者から尿と精子を採取し、パラベン(*)の含有量をと精子の質をテストするというもの。

(*) パラペンは、主に飲料向けの防腐剤として使用されている。食品・医薬品あるいは化粧品の防腐剤成分名として掲示する場合に、製品に複数種含まれるパラオキシ安息香酸エステルを総称してパラベン(paraben)と呼称される。 (wikipedia, https://ja.wikipedia.org/wiki/パラオキシ安息香酸エステル

実験の過程で研究者は尿と精子の間に興味深い因果関係を発見。尿におけるパラベンの含有量が多いほど、精子の異常な形状、活動の不活性さらには分子レベルでの損傷が見られました。精子の異常はゲイ、ストレート問わず子作りに影響を及ぼします。

さらに、研究者はパレベンの増加は男性ホルモンの不安定化の原因になると推測します。現在はこのような結果がわかっただけで、詳細はさらなる研究が必要としています。

こういうの、気にし始めると、何も使えなくなってしまいますね。。とはいえ元気な精子でいて欲しい場合は、ヘルスケア製品の購入に際して注意する必要がありそうです。さらなる研究の結果が待たれますね。

Instinct

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