ニューヨークの男性向け肛門科医院Bespoke Surgicalが、ゲイ男性300人に対しアナルセックスに関するアンケートを実施しました。その結果は、興味深いものです。
アナルセックスを行う頻度
・13% 毎日
・39% 週に数回
・24% 月に数回
・6人に5人は、年に少なくとも数回
・16% 年を通して一度も行わない
ポジション
・39% TOP(タチ)
・33% Vers(リバ)
・29% Bottom(ウケ)
セーフセックスについて
・37% 常にコンドームを使用
・21% 場合によってコンドームを使用
・16% 使わない
・41% アナルセックスで、肛門裂傷など傷を負ったことがある
ちなみに、ストレート女性に対してもアナルセックスについて調査したところ、56%が年を通して一度も行わないと回答した一方で、25%の人が月に数回行っていることが判明。
この調査を実施した担当者は、「ゲイ男性及びストレート女性のセックスについて、多くの治験を得ることができた。この結果を元に、性的な医療に関する適切な治療を確立し、LGBTQのニーズに応えるようにしたい。」
さていかがでしょうか。
性にオープンそうなニューヨークの、さらに男性に特化した肛門科が実施した調査であるため、おそらく回答者は偏っているだろうということを前提にしても、結構多くの人がアナルセックスに及んでいるようです。タチの比率が高いのは、米国だからでしょうか。(感覚からして、日本はウケ比率が圧倒的に高い気がします。)
また、これだけHIVの危険性が喧伝されているにもかかわらず、まだまだコンドームを利用しない人が多いのが驚きです。治療が進歩し、死の病でなくなったため、あまり気にしない人が増えているのでしょうか。
ちなみに、調査を実施したBespoke Surgical、アナルに特化したサービスを実施しているクリニックのようです(肛門科だから当然か)。痔の処置など、通常ありそうなサービスに加え、アナル・ボトックス(美容)、アナル拡張など興味深い(?)メニューとなっています。今後はお医者さんも、このようなニッチ向け治療サービスの提供が必要になっていくのかもしれません。
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