次世代の若い子どもたちにとって、「男性」「女性」という従来の性別カテゴリーはもう古い?
米UCLAのロースクールが実施した最近の調査によると、カリフォルニアの未成年のうち27%がGender Noncofming(性別が曖昧)と考えていることが判明。
参加者は、自分の身体的表現における女性らしさ(Femininity)、男性らしさ(Msculinity)について、学校で周囲からどのように見られていると思うか、などの質問に回答します。
結果は驚くべきもので、カリフォルニアの12歳から17歳の青少年796,000人のうち、27%が学校で「性別が曖昧」と思われていると回答、うち6.2%は「かなりそう思う」、20.8%は「男女半々の性質がある」と回答しています。
共同研究者であるTara Beckerはこの結果について、こう推測します。
「カリフォルニアの(ジェンダーにオープンな)環境により、青少年は安心して「性別が曖昧」というセクシャリティになれるのかもしれない。」
「しかし、全米レベルではまだまだこうはいかない。カリフォルニア州は寛容と抱擁(Acceptance and inclusion)の先駆けとならなければいけない。」
調査ではさらに、「性別が曖昧」と回答した青少年は、自殺率に関してはその他の層と違いは見られなかったものの、精神的なストレスは2倍以上という結果となっているとのことです。
さていかがでしょうか。
それにしても、4分の1以上の子供の性別が流動化しているというのは驚きです。
カリフォルニアは全米最大のゲイタウンであるサンフランシスコを有し、LGBT人口率も世界最大と予想されます。ゲイカップルが子供を連れて歩いている、なんてことも当たり前の日常ですし、そうなると、子供たちは自分たちを無理やり「男性」「女性」のカテゴリーに分ける必要も感じずに、暮らしていけるのでしょう。
将来、思春期になった時に性別に関わらず好きになった人と付き合える、そんな世界が望ましいですね。
参考:Pink News
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