熊系ゲイの受難。英国が熊系ゲイ(ガチムチの大きなゲイ)の生態に関する調査。

英国ブライトン大学は、ニック・マクギリン博士に対し6,726英ポンドを提供し、英国における熊系ゲイ男子(クマさんのようながちむちの大きな体でちょっと毛深いゲイ)のコミュニティと居場所に関する研究を開始しました。

自称、『誇り高きクマさん』であるマグギリン博士は、ガチムチ男性が熊系バー、パブ、クラブ、その他イベントなどに参加することが熊系ゲイが直面する『太った男性』という汚名に対していかに影響を与えるか理解したいと考え、研究をすることを決めました。

この『熊さんの居場所プロジェクト』は、「英国のすべてのクマ系バー、パブ、クラブ、イベント、ソーシャルグループを網羅した完全なデータベース」であり、「熊系コミュニティにおける世界最大規模の実験的研究」であります。

ニック博士は次のように述べています。

「熊系バーや熊系イベントは、太ったゲイである私にとって唯一な心地よい空間。他の熊たちも同じようなことを言っている。」

「『デブというの汚名』をひしひしと感じてしまうんだ。ゲイバーやクラブなんかで特に強まることに皆んな身に覚えがある。だから、僕らはが熊さんの居場所から何か前向きで力を与えてくれることを見つけたい。」

ニック博士はブライトン大学の『期待の新人(Rising Stars)賞』を受賞し、今回の研究資金をゲット。

ブライトン大学のウェブサイトでは以下のように宣伝されています。

「この研究は、セクシャリティ、デブ・肥満について未だされていない領域についての関連性を探求するものである。

「肥満の流行」に苦しんでいる英国では、太った人々は不健康で性的に不快であり、重大な精神的肉体的な健康への悪影響があると考えられている。

『デブという汚名』はゲイ・バイの空間で過激化しているが、この汚名に関する健康やセクシュアリティへの影響はあまり注目されていない。

このプロジェクトは、英国のゲイ・バイのデブさんが直面する疎外化や役割を明らかにすることを目指している。

調査を通じて、熊さんコミュニティの居場所、肥満度合い、セクシャリティについて調べていく。」

『デブであること』と『セクシュアルマイリティ』というの二重の汚名は、熊さんゲイのメンタル及び肉体的健康に重大な影響を及ぼしており、熊さん系バー、クラブやイベントは、その結果、(セクシャルティと体脂肪における)主流から外れた彼らにとって、安全な場所となっている。」

 

2016年に実施された、熊さんゲイを対象とした調査によると、「熊さんゲイは、他のグループに比べ自尊心が低く、身体的健康を損なっており、危険なセックスに及びがち」との結果が発表されています。

『看護学における医学誌(Clinical Jornal of Nursing)』に発表された内容によると、「くまさんコミュニティを見つけるまで、熊さんはその人生を通じてストレート及びLGBTの両方から、体重が重いという理由でハラスメントや差別を受けており、これが自尊心の低下につながってしまっている。ゲイ男性のステレオタイプでは若く、スリムですべすべの肌をしていることであり、熊さんたちはこのイメーイからかけ離れているのである。」

さらに調査結果では、熊さんは無防備なセックス、例えばフィスティング(拳エッチ)、窒息プレイ、盗撮や露出に及んでしまい、性感染症に感染するリスクも高いと報告されている。

日本ではガチムチの熊さん系ゲイはもて筋の1種類である気がしますが、イギリスはスラッとした姿勢の紳士然としたゲイがモテるのでしょうか。

熊さんゲイの生態、気になります。研究結果が待たれますね。

Pink News

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