オーストラリアで同性婚が合法化。

また新たに、同性婚が認められる国が誕生しました。

オーストラリアの議会は、「2人の人間が、性別に関わらず結婚できる権利」を認める法案を可決しました。この結果、オーストラリアは同性婚を認可し、世界で25番目の結婚の平等を成し遂げた国となりました。

今回、法案提出に先立ち、法的拘束力のない郵便投票では、最終的にオーストラリア国民の80%に当たる13百万人が投票し、うち61%が同性婚に賛成を示していました。

参照: 80歳超のゲイカップル、感動の同性婚へ

「愛、平等と尊厳の一日だ。」

オーストラリア首相のターンブルは述べます。

「オーストラリアは成し遂げた。」

オーストラリアは13年前、同性婚を法律上合法ではないことを明示しました。その後、長年に渡る行動の結果が今回の勝利につながったとのこと。

今回の法案には、同性婚を認めない信条を有する聖職者は対象外となる免除規定を設けていますが、保守的な政治家の思惑に反し、同性婚を認めない非聖職者や企業をも免除する規定は否定されました。

結婚届を提出する1ヶ月前に、結婚の意思を行政に通知する必要があることから、実際の結婚は来年1月9日からとなるとのことです。

さていかがでしょうか。

これはおめでたいニュースです。オーストラリアの関連する政府当局のHPを見る限り、外国で認められていた同性婚については、オーストラリアでも有効となるようです。(例えば、合法の同性カップルには配偶者ビザなどは下りそうです。)

一方で、オーストラリア人と外国人の婚姻についても同性婚が認められるかは、定かではないです。ただし、 こちらのサイト では、同性婚を合法化する以前から外国人の同性パートナーに対して入国ビザを薄給する実務はあったようですね。

なにはともあれ、素晴らしいニュースです。日本でも、同性婚を認可し先進国であることをアピールしつつ、世界のクリエイティブなゲイを引きつけることができる国になるといいです。

 

参考:

Pink News

Australian Government Attorney-General’s Department

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