Googleで働いていたエンジニアTristan Harrissが設立したテックベンチャーTime Well Spentの調査によると、数あるアプリの中でも、ゲイ出会い系アプリのGrindrが最もユーザーを不幸せにするアプリであることが判明。
Time Well Spent はモバイル機器及びアプリの影響、特にモバイルやアプリへの依存が、いかに生活の質に影響するか、調査を行う会社です。
Tristan Harrisは説明します。
「究極の自由とは精神の自由である。生活、感情、思考、行動の自由を得るためのテクノロジーが必要だ。時間は貴重であり、プライバシーやデジタル上の権利と同様に厳格に保護しなければならない。」
最近、Time Well Spentは、アプリ利用の幸福度、不幸度に関する調査結果をランキングにして発表しました。
200,000人のi phoneユーザーを対象に、アプリの利用時間追跡サービスを提供するMoment社の協力のもとに算定。
(出所:Time Spent Well)
その結果、ゲイ出会系アプリGrindrが「不幸せ指数」77%(*)で一位との結果に。出会い系アプリでは他にTinder(56%)などがランクイン。
(*)77%の回答者が、アプリを使用している時に不幸せだと回答したという数値。
不幸せ度の高いアプリには、上記のような出会い系アプリの他に、SNS系が軒並みランクイン。Facebook(64%)、Wechat (62%)、Instagram(51%)などが続きます。
一方、幸せ度が高いアプリでは、Calm(99%)が映えある第一位。Calmは瞑想やマインドフルネスをガイドし、不安やストレスの低減、睡眠の改善をサポートするアプリとのことです。
また、幸せ度の高いアプリには、Amazon music(96)%、Poscast(同)、Kindle(同)など、趣味や教育に関するものが多くランクイン。
調査結果では、長時間使うアプリほど不幸度が高くなる傾向にあることが判明。例えばGrindrは1日に61分、Wechatは97分など、幸せ度の高いCalm(10分)、Kindle(26分)などと比べるとかなり高くなっています。
さて、いかがでしょうか。
確かに、毎日平均60分も使って恋人探しをしているのに、全く見つからないとくれば不幸せ指数は高くなりますね。また、SNSに関しても、基本的には生産的な会話は行われないもの。ただの時間のムダであるケースが大半です。
愛する人をさっさと見つけ、出会い系アプリやSNSの利用からは距離をおき、趣味や心の平穏に満ちた暮らしを送るのが幸せの秘訣かもしれません。これが難しいのですが。。
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