ゲイカップルが一番子育て上手という研究結果。ゲイ男性は父親になろう!(イタリア)

イタリアで実施された最近の研究によると、ゲイまたはレズビアンに育てられた子供はメンタルの面でより健康に成長するということが報告されました。

『発達と行動小児誌』に掲載されたこの研究は、精子の提供を受けて出産した125人のレズビアン女性と、代理出産により子供を授かった70人のゲイ男性、195人のストレート異性カップルを対象としたもの。

研究対象者は、子育ての能力に注目した、家庭に関するアンケートを実施、またその子供たちの心理的、社会的な能力も調査しました。

ゲイ、レズビアンはストレート夫婦より子育てが順調と回答する傾向が高いようです(ただし、どの組み合わせでも正常値の範囲内)。また、子育ての能力が低いと自認している夫婦は、夫婦関係にも満足していないということが報告されています。

また、どの組み合わせでも、女の子は男の子よりも社会性があることが指摘されています。

「予想に反して、ゲイ男性がより子育てに自信があり、パートナーとの関係に満足しており、団結力があるが柔軟性がある家庭環境を築いているという結果になった。」

「ゲイのカップルは通常、子育てに関して劣っていると考えられがちだが、研究では良好な結果が出ており、特別なサポートは必要ないと思われる。」

2016年にも同様の調査が実施されており、この場合は100組のレズビアンカップルと、同数のストレートの夫婦を比べた結果、子供達の成長に大きな違いは見つかっていないことが報告、以下のように結論づけています。

「データが示すことは、同性カップルと異性カップルの関係は、子供の本質的な心理面から大きな違いはないということ。両親の性的指向は健全な家庭環境を育てるという点に何ら関連しないということだ。」

未だに政策立案者の中には、子供は異なる性別の両親によって育てられるべきだという人もいますが、科学的な研究ではそんなことは完全に否定されています。

親が男女の異性であっても、愛情不足や金銭的な問題などで不幸な子供は数多くいます。それであれば、ゲイであろうが何であろうが、幸せな家庭で生きていく方が、子供は幸せなのではないでしょうか。

LGBTQ Nation

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