ゲイを隠して生活している人にとって、Facebookの「いいね!」でゲイばれすることだけは避けなければいけないこと。
ところが、たった3つの「いいね!」で性的指向がばれてしまうという研究結果が報告されました。
コロンビア大学、ノースタン大学及びニューヨーク大学の研究者は、Facebookがユーザーのどんなことを知ることができるか、例えば性的指向やIQ、喫煙や飲酒に対する嗜好、政治や宗教的な信条などについて調査しました。
その結果、専門家は8つ以下の「いいね!」からその人の特徴を特定することができました。例えば、「レディ・ガガ」「Human Rights Campain」TVドラマの「True Blood」と「ハリーポッター」に「いいね」をしている人は、ゲイであるとのこと。
近年、企業は積極的にデータを利用してターゲット広告を打っており、この研究者は、「オンライン・マーケッターはますます利用可能なデータに基づいた、統計的な関連性に依拠するようになっている」とコメントします。
「オンラインユーザーの中には、個人の嗜好に基づいた広告を表示されることから利益を得る人もいるが、煩わしい人もいるだろう。」
「オンラインの関連性について、不十分なデータや理論により、本人の嗜好とは間違ったものを提示することもあるだけではなく、このようなデータ関連性に基づいて広告を受けることを全く求めていない人もいる。」
「個人データに基づいたプライバシーの侵害の場合もある。」
研究者は、ユーザーに対して、Facebookの「いいね」をしないことを提案し、平均3.5個の「いいね!」を隠すことで、ゲイバレを防ぐことになると勧めています。
さていかがでしょうか。
確かに、筋肉質なモデルの下着を閲覧したばかりに、やたらとゲイゲイしいアンダーウェアの広告などでてきて、迂闊に友人にFacebookを見せられなくなりましたが(自業自得ですが。。)、こんな経験をした人も多いはず。
まあ、隠す方向もいいですが、またはゲイであることを大っぴらにしてしまうのも、また1案ですね。
参考: Pink News
コメントを残す