ゲイ出会い系アプリGrindr、トランスジェンダーが使いやすい仕様にアップデート。

ゲイ出会い系アプリの代表であるGrindrがより多様性を尊重する仕様になります。

Grindrといえば、ゲイ向けの出会い系アプリの先駆的存在で、お世話になっているゲイも多いはず。こGrindrが、Transgenderや女性にも対応できるようにアップデートされます。

Grindrのマーケティング担当副社長であるPeter Sloterdrkはこう説明します。

「LGBT向け最大のソーシャル・ネットワークとして、Grindrは常にトランスジェンダーの男性、トランスジェンダー女性及び「性的に境界が曖昧な」ユーザーに利用されてきました。この度、Grindrを、よりトランスジェンダーフレンドリーで安全な場所にするように、基本的な機能のアップデートをすることを報告します。」

今後、ユーザーは自身のジェンダー・アイデンティティを選べるようになり、その中には「女性」「トランスジェンダー女性」「ノンーバイナリー(境界が曖昧)」などを利用できるとのこと。また、Grindrのユーザーインターフェースはよりジェンダー中立的な仕様になるとのことです。

「私たちがトランスの人たちから繰り返し聞いていたことは、Grindrがトランスのユーザーを歓迎していないと感じているということ、例えば、他のユーザーがアプリ上で、トランスジェンダーの抱える問題について、配慮のない会話を持ちかけてしまうなんてこともある。」

「そのため、今回のアップデートではプロフィールに性自認の項目を設けて、トランスジェンダーがいちいち説明しなければならない負担を取り除くようにした。」

イメージは以下のような感じです。

また、アプリのヘルプセクションでは、「シスジェンダーってなんの意味?」や「トランスジェンダーに対して話しかける時に気をつけるべことは?」「トランスジェンダーに対して性的な手術のことを尋ねても大丈夫?」などのQ&Aを追加しました。

さて、いかがでしょう。

個人的には、こういう出会い系アプリは、ターゲット属性別に専門化して欲しいところですね。

男性が好きな男性はゲイ向けアプリ、トランスジェンダー用にはそのためのアプリと、。

もちろん、インクルージョンが大事なのもわかりますが。さて、今回の変更、ユーザーからの評価はどうなるのでしょうか。

参考: LGBTQ Nation

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